イーロン・マスクは、ユーザーの「完全な金融生活」を管理するためにXを利用し、来年末までに「銀行口座が必要なくなる」と述べました。マスクは、X（旧Twitter）をマイクロブログの始まりから進化させ、さまざまな金融サービスを含むアプリにする計画を長らく語ってきました。

The Vergeが入手したオールハンズミーティングの音声によれば、マスクは「私がペイメントと言うとき、実際には人々の完全な金融生活を指します。」

「お金が関わることならお金や証券なども含み、私たちのプラットフォーム上で行われる。ただ友達に20ドルを送るだけではない。銀行口座自体が不要になると言っている。」

現在、Xは米国全土で資金移動ライセンスの申請を行っており、マスクとCEOのリンダ・ヤッカリーノは、2024年末までにさまざまな金融機能を提供することを目指しています。

「来年の終わりまでにそれが展開されていないとしたら、私は驚く。」とマスクはスタッフに語りました。

Twitterは以前にも金融サービスの一部を取り入れており、ユーザーがプラットフォーム上のクリエイターに報酬を与えるためのチップ機能や、ニュースレターなどの独占コンテンツのための定期購読料を設定する機能を追加しています。

しかし、マスクはさらに進むことを決意し、25年前に創設したオリジナルのX.comのビジョンを実現させます。

「X/PayPalの製品ロードマップは、実際には2000年7月に私自身とデビッド・サックスが作成しました」とマスクは会議で述べました。

「そして何故かPayPalはeBayになった後、リストの残りを実装しなかっただけでなく、いくつかの重要な機能を逆に撤回してしまった。だからPayPalは実際には私たちが23年前の2000年7月に考えたものよりも完成度が低い製品だと思っている。」