世界の金融サービス業界向けクラウドバンキングのパイオニアであるnCino, Inc.(NASDAQ:NCNO)は本日、日本の信託銀行であり、野村ホールディングスの完全子会社である野村信託銀行 (以下、野村信託) がnCinoクラウド・バンキングプラットフォームの実装に成功し、稼働を開始したことを発表しました。

この開発は、野村信託のモダナイゼーションのにおける重要な一歩だと述べています。

野村信託は慎重に検討した結果、堅牢なCRM機能、エンドツーエンドのローン承認機能、柔軟なクラウドベースの実装などを考慮し、nCinoを選択しました。このプラットフォームは、セキュリティが向上した顧客中心のデータ管理機能も提供し、顧客への付加価値の高いサービスを可能にし、銀行がトップラインの成長を促進するのに役立つとのことです。

「野村信託のモダナイゼーションに貢献できることを光栄に思います」と、nCinoのエコシステムおよび戦略的成長担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるDavis Brannanは述べています。「私たちのパートナーシップは単なるデジタル化にとどまりません。それは、野村の銀行サービスと証券サービスの相乗効果という野村のビジョンをシームレスに実現することです。野村信託は、nCinoクラウドバンキングプラットフォームの力を活用することで、効率性を再定義し、ローン残高を改善し、運用上の相乗効果を高める予定です。これは日本市場における先駆的な一歩であり、このコラボレーションがどこにつながるのかを楽しみにしています。」