新興イシュアープロセッサーであるエピソード シックス (E6) がBusiness Now, Pay Later の開始を発表しました。

この手の初のソリューションにより、イシュアー（銀行）はカスタマイズされた分割払いのサービスを通じて中小企業 (SME) の運転資金ニーズを満たす新たな収益源を獲得できるようになります。

キャップジェミニの 2022 年世界決済レポートによると、中小企業の 89% が主要銀行からのサービスが十分に受けられていないと感じており、他行/他社への移行を検討しているとのことです。より柔軟な運転資本ソリューションを求める中小企業からの需要が高まっていることは明らかであり、金利上昇をもたらした経済的逆風はその必要性を強めるばかりです。

同社のBusiness Now Pay Later は、従来の「今すぐ購入、後で支払う (BNPL)」モデルをコマーシャル向けに強化し、銀行と中小企業顧客の目的に適したものにすることでニーズへの対応を図るもののようで、このソリューションにより、金融機関は柔軟性と制御性を高めてキャッシュ フローをより適切に管理するための製品を中小企業に提供することで新たな市場へ参入し、ビジネス関係を強固にすることができるとのことです。

E6 の柔軟なクラウドネイティブ TRITIUM® プラットフォームにより、銀行は既存のインフラに影響を与えずにBusiness Now Pay Later などの製品を導入することができます。これは既存システムへの大規模でリスクの高い交換や再構築を行わず、新製品を迅速に市場に投入する機会を銀行に提供するE6 の戦略と一致しているようです。